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京都市の北の方で用事があったので、ついでに散歩をしてきた。
叡電沿線の住宅街を気の向くままに歩いてみたが、普段見ない街並みに心惹かれ、たくさんシャッターを切った。
帰りは市バスで京都駅まで一直線。便利。

秋はやりたいことがたくさん出てくる季節だけれおど、やらなきゃならないことも同時にたくさん出てくる季節で、とても難しく、儚く過ぎ去って行く。
サラリーマン稼業のつれえところよ。

約1年前に思い切って買った、電動アシスト自転車の本領が発揮されている。
近所の山地に住宅もひしめく素敵なエリアがあって、今の地に越してきて長年未踏の地だった。急坂を眼前にするとどうも探索する気が起きなかったのだ。
しかし、電動アシスト自転車を手に入れた私にもう恐れるものはない。
ちょっと涼しくなった夕方にカメラを引っ提げ、ついに出掛けてみた。
ブリヂストンサイクルの誇る“両輪駆動”が炸裂する。
これがアウディならクワトロなのだ。私はクワトロだ。精鋭的な自転車はおじさんの童心を呼び起こす作用を持つ。
湿気を多く含んだ空気が肌を撫ぜる。田んぼの匂いがする。今年初めてのセミも観測した。
まるで夏の里山を訪れたような気分だった。

在宅勤務の終わった夕方。夕飯の買い出しに出かけた。
台風が夏を連れてきたらしく、モクモクとした雲がもう当たり前にそこにいた。
“夕飯”と書いていて思ったが、社会人生活を振り返ってみると、“夕”にしてはずいぶんと夜更けにが食べていることが多い。言葉が暮らしに追いついていないのか、あるいは生活が本来あるべき姿を失っていると捉えるべきか。
とにかくこれからも健康第一でよろしくお願いします。

近所をサイクリング中、跨道橋の下にふと目をやった。
点在する青い紫陽花もまたこちらを見ていた。

自分が住む街の全体像を俯瞰できる場所があるって良いよね。