カヌレ食っていいか?

若手おいさんの日記のパラドックスです。

230713_青森旅行①

旅立ちにあたり

 2023年7月中旬。3泊4日で青森と函館を妻と2人で旅してきた。非常に素晴らしい経験となったので、旅行記という形でその感動を書き残しておくことにした。記憶と記録を辿りつつ、ゆっくり振り返っていこうと思う。

 往復の飛行機と2泊目以降の宿は「JALダイナミックパッケージ」で手配した。JALマイラーである私はこれまで何度も同サービスのお世話になっているが、次の2点が特に気に入っている。

 ・往復のJAL便と宿を自由に組み合わせられる点
 ・それぞれを別々に予約した場合よりも安価になる点

 旅費の財源は期限切れマイルが化けたeJALポイントでほとんど賄うことができた上、全国旅行支援も適用されたことから、かなりお得に旅をすることができた。では早速、その模様をお届けしよう。

 

1日目

1.阪急観光バス新大阪駅6:10→伊丹空港 北ターミナル6:40)

 伊丹7:30発の便を予約していた。これに間に合うためには始発電車に乗らなければならない。これで新大阪まで至り、さらに始発のリムジンバスに乗り換えるのだ。空港までの移動時間の方が、青森までのフライト時間よりも長い。滋賀県民の飛行機旅行あるあるである。

 幸い列車は遅れ無く順調に走り続け、予定通りに新大阪に着いた。無事、6:10発の伊丹空港行きリムジンバスに乗り込んだところでホッと一息つく。この旅最大の難所をクリアした。

▲平日だったのでビジネス客が多めだった。

 バスの走りも順調そのもので、渋滞に巻き込まれることなく30分ほどで伊丹空港に着いた。北ターミナルで下車する。片道運賃510円はなかなか良心的だと思う。

 

2.伊丹空港

 

 JALのCLUB EST会員である妻はサクララウンジを利用することができるのだが、同行者1名まで同じ恩恵に与ることができるので、私は“お連れ様”となる。

 伊丹のサクララウンジには、サッポロ・キリン・アサヒ3つビールサーバーが揃っている。まるで夢のようだが、残念ながらこの後に車を運転しなければならないので、涙を飲んで我慢する。悔しいので、キンキンに冷えたビールグラスで冷たいカフェオレをたっぷり飲んでやることにした。もちろん美味しかった。

 
3.JAL2151便(伊丹7:30→青森9:05)

 

 

 

 搭乗開始時刻になったので、指定された23番ゲートへ向かう。

 地方路線らしくバス搭乗だった。ボーディングブリッジを使って乗り込むのに比べて、空港施設をあちこち見ることができるし、何より、乗り込む直前の飛行機を間近に見ることができるので、こちらの方が断然好きだ。

 コンパクトなエンブラエル190に身を任せる。揺れも無く至極快適なフライトだった。

 
4.青森空港

▲人生初の青森空港国際線ターミナルは営業休止中のようだった。
 
5.JRバス東北青森空港9:30→青森駅前10:05)

 空港からは青森市内へと向かう。飛行機の到着に合わせてバスが設定されていて、所要時間は30分強。運賃は片道860円。

 伊丹空港まで乗ったバスと所要時間がそう変わらないだけに、この運賃はちょっと割高に感じる。

 バスの外装にはJR東日本E5系新幹線と同じカラーリングが施されているが、これを見て自身が東北の地に降り立ったことをいよいよ実感する。それを妻に伝えたところ「あっ、そう」とだけ言われて終わった。

 

6.青森駅

  そういえば、飛行機で一緒だった皆さんは一体どこへ散って行ったのか、バスは空いていて終始穏やかな時間が流れていた。ほとんどの乗客が終点の青森駅まで乗り通していた。

 約10年ぶりにやって来たが、旧駅舎は解体されて新しいビルが建設されている途中だった。来年度、新しい駅ビルがここに誕生するらしい。

―つづく